2021年2月4日
乗用車メーカー8社の20年実績 国内生産800万台割れ
乗用車メーカー8社が1月28日に発表した2020年の世界生産台数の合計は、前年比17・9%減の2282万5343台となり、新型コロナウイルスの影響で大幅に落ち込んだ。
国内生産は同16・3%減の771万4847台と800万台を割り込み、東日本大震災の影響で大きく落ち込んだ11年の797万8541台を下回る水準となった。
海外生産はロックダウン(都市封鎖)による稼働停止などの影響で同18・7%減となった。世界販売も各社が2桁減となり、大きく落ち込んだ。
一方で12月単月の世界生産では日産自動車が15カ月ぶりにプラスに転じるなど、8社合計で前年同月比10・5%増となった。世界販売もトヨタ自動車が過去最高を更新し、回復基調は鮮明となっている。
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞1月29日掲載