2021年1月25日
国交相 高速道SA、午後8時以降の営業情報提供へ
赤羽一嘉国土交通相は19日の閣議後会見で、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の対象地域における高速道路のサービスエリア(SA)などで、午後8時以降も飲食品が購入できる店舗をまとめ、「広く公表するよう高速道路会社に要請した」ことを明かした。
宣言を再発令した都府県では午後8時以降の飲食店の営業自粛が求められており、SAでもレストランなどを時短営業しているところが多い。一方で、物流を支えるトラックのドライバーでは夜間の飲食に支障が出ており、この課題解消につなげる。
赤羽国交相は宣言下のSAなどでも「コンビニやテイクアウトサービスが可能な限り継続している」と説明。こうした店舗の情報をドライバーに示すことで、負担を和らげる考え。
高速道路会社がまとめた情報は「全日本トラック協会などを通じて提供していきたい」との意向で、効果的な情報発信にも努める方針だ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞1月20日掲載