2021年1月25日
技術展「オートモーティブワールド」開催 1千社出展
自動車産業の最新技術を集めた展示会「第13回オートモーティブワールド―クルマの先端技術展―」が20日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕した。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下での開催となったが、全ての参加者がマスク着用の上、体温測定を行い、会場には医師が常駐するなど、感染対策に万全を期した。会期は22日まで。
同技術展は「第13回国際カーエレクトロニクス技術展」「第12回EV・HV・FCV技術展」「第11回クルマの軽量化技術展」「第9回コネクティッド・カーEXPO」「第7回自動車部品&加工EXPO」「第4回自動運転EXPO」「第1回MaaS EXPO」で構成。
約1千社が出展し、自動車産業が直面するCASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)、MaaS(サービスとしてのモビリティ)対応を支える新製品や新技術を紹介している。
初開催となったMaaS EXPOでは、半導体やセキュリティーなどの商社事業を展開するマクニカが、仏ナビヤ社製でレベル4の自動運転シャトルバス「EVO(エヴォ)」を世界初公開した。
期間中は多彩な講演も行われる。初日は日産自動車とソニーが「ソフトウェア中心のクルマ作りへ モビリティの未来はどう変わるか」と題した基調講演を実施。ソニーは公道走行試験を始めたばかりの自動運転車「ビジョン―S」のプロジェクトを紹介した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞1月21日掲載