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2021年1月8日

ジェイテクト 徳島大、県と感染症や災害対策の推進で合意

ジェイテクトは12月24日、徳島県、徳島大学と感染症や災害への対策を共同で進めることに合意し、3者で協定を結んだと発表した。ウイルス検査や災害対策に役立つ移動式施設を共同開発し、必要時に徳島県へ貸し出す。

徳島県は、ジェイテクトの前身の1社である旧光洋精工創業者の出身地でもあり、県内に工場も持つ。

徳島大とは2018年から共同研究に取り組んでおり、コロナ禍を踏まえて移動式のPCR検査施設を急きょ製作し、県内の病院に提供した。こうした経緯を踏まえ、3者で感染症や自然災害などによる複合災害に役立つ機器を共同で開発することにした。

移動式PCR検査施設の使い勝手を高めるほか、県などの要望を踏まえ、災害対策に役立つ新たな移動式施設も開発する。ジェイテクトとしては、社会貢献に役立てる一方で、移動式施設で得たノウハウをMaaS(サービスとしてのモビリティ)事業などに生かしていきたい考えだ。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 大学・専門学校,自動車業界

日刊自動車新聞12月26日掲載