2021年1月6日
日産 コロナ対策支援で熱画像センサー技術の特許公開
日産自動車は12月21日、熱画像センサー技術の使用を無償で許諾すると発表した。同社が発起人として参画している「知的財産に関する新型コロナウイルス感染症対策支援宣言」に基づく取り組み。
計測制御機器を手がけるチノーと半導体製品を製造・販売するセイコーNPC(遠藤洋一社長、東京都台東区)は、同技術を活用し、非接触で体表面温度を測定する製品などを開発、実用化している。
日産は、約2000画素の解像度とマイナス20~300度まで広い感知領域を持つ熱画像センサー技術を複数企業にライセンス提供している。
今回、チノーとセイコーNPCは、日産の技術を採用し、医療機関や学校などの施設向けの非接触型体表面温度測定器の開発にこぎつけた。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞12月23日掲載