2020年12月23日
JAF富山が産学連携事業 大学生アイデア出し観光振興
日本自動車連盟(JAF)富山支部(笹山泰治支部長)は初の産学連携事業として、富山国際大学現代社会学部と連携して富山県内のドライブコースを作成し、同コースを使ったスタンプラリーを開催する。
現在、コースの作成を進めており、完成予定の来春以降に実施する。同支部では2020年度からドライブによる観光振興に取り組んでおり、大学生のアイデアをもとにした企画を通じて観光と地域の活性化につなげる。
コースの作成にあたっては、同大学の学生3グループが考えたドライブコース案をリモート形式での成果発表会で審査した。
この中から最優秀賞に選ばれた「富山のおいしさ・美しさ~テイクアウトと景色を10倍楽しもう~」をもとに具体的なコースの打ち合わせを行っている。完成時期は来春を見込んでおり、スタンプラリーの詳細も今後、詰める。
富山市内で開催した運営委員会で笹山支部長は「今後も学生と連携し会員をはじめ自動車ユーザーに対し、魅力ある情報を発信していきたい」と挨拶した。
運営委員会では9月末時点での県内の在籍会員数やロードサービスの出動状況、観光協定を結ぶ北陸3県の自治体と連携したホームページへのアクセスによるスタンプラリーなどの取り組みを報告した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 大学・専門学校,自動車業界 |
日刊自動車新聞12月16日掲載