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2020年12月22日

オークネット レンタルバイク意識調査、利用したい6割

オークネットとオークネット総合研究所は、「レンタルバイクに関する消費者意識調査」の結果を公表した。レンタルバイクの認知度と利用経験者数は低いものの、利用したいとの回答数は全体の約6割に上った。

便利だと思うレンタルできる場所として最も多かったのがコンビニエンスストアで、次いでレンタカー店、駅・空港が続いた。レンタルバイクの普及には料金体系だけでなく、日常生活の中で気軽に利用できることが必要だ。

全回答者のうち、バイクの保有者は19.9%だった。バイクを保有しない、手放した理由について聞いたところ、「利用する機会がない」と「自転車や車で十分」との回答がそれぞれ47.3%を占めた。次いで「金銭面の負担」が23.9%と続いた。

レンタルバイクを知っていると答えたのは41.8%。実際に利用経験があるとの回答は14.1%と少ない。レンタルバイクの利用目的で、最も多かったのが「ツーリング、旅行などの趣味利用」で79.1%と大半を占めた。購入希望のバイクを借りて試乗目的としたのは14.0%だった。

レンタルバイクを利用後に、バイクの購入意欲がわいて「実際に購入した」と回答したのは23.3%。「購入意欲は出たが、購入しなかった」が53.3%、「購入意欲は出なかった」が23.3%だった。

一方で、レンタルバイクを利用しない理由についての問いでは、「借りたい場所に店舗がない」との回答が37.9%と最も多かった。バイクレンタルの際に便利だと思われる場所に関しては、「コンビニ」が51.0%と半数を超えた。

また、「自宅に届けてくれる」との回答が33.1%あり、デリバリー形式の需要が一定数あることがうかがえる。一日利用の場合、妥当だと思う料金については「4000円以下」が61.7%、「4000~6000円」が26.9%だった。

調査期間は9月30日から10月11日。オークネット総合研究所がインターネット上で行った。回答数は男女1208人。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月17日掲載