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2020年12月10日

内閣府 千葉・柏市で高齢運転者向け交通安全講習会

内閣府が主催する高齢者向けの交通安全講習会が柏市の柏南自動車教習所で開かれた。講習会には8人の高齢ドライバーが参加。実車による安全運転知識の習得や安全運転サポート車の機能を体験した。

高齢運転者交通安全推進事業の一環として、千葉県と柏市との共催で開いた。屋外実技研修と屋内座学研修の2部構成で行われた講習会は、午前中の屋外実技研修で実車を使った右折時と左折時の留意点や危険回避の方法、死角や内輪差などのクルマの特性を学んだ。

セーフティ・サポートカー(サポカー)による実車体験では、千葉マツダ(大木康正社長)とダイハツ千葉(青木信幸社長)の協力で用意された3台の車両を使い、衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い急発進抑制装置の安全効果を体験した。

午後の座学では、体力を維持するための健康体操、身体機能と認知・判断力の自己診断、免許返納後の支援措置について説明を受けたほか、班別討議による高齢ドライバー地域講習会の企画案の作成・発表が行われた。

講習会は、今回のフォローアップとして来年1月に2回目の開催を予定している。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞12月7日掲載