2020年11月30日
出光、新ブランド「アポロステーション」 23年末までに切り替え
出光興産は24日、2021年4月から展開するガソリンスタンド(給油所)の新ブランド「アポロステーション」の導入について、23年末までに全6400拠点を切り替えると発表した。
現在、出光、昭和シェルの両ブランドでそれぞれ用意している給油カードの相互利用も4月から開始するなど、19年に昭和シェル石油と統合した相乗効果を本格的に発揮していく。
現在、出光系の給油所を3400拠点、旧昭和シェル系の給油所を3000拠点展開しており、年2000拠点のペースで新たなブランドのビジュアルアイデンティティ(VI)に刷新していく。スタッフ用の新たなユニフォームもVIを変更した給油所から順次着用する。
新VIは、従来の給油やカーケアサービスだけでなく、地域の移動を支えるさまざまな新たなサービスの展開を見据えてデザインした。
発表会見で販売統括の森下健一上席執行役員は「未来型のステーションを作っていきたい」とし、新ブランドの導入を契機に競合他社との差別化を強化していく考えを強調した。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月26日掲載