昭和グループ（金子直幹代表）を中心に発足した「よかまちみらいプロジェクト」は６日、産学連携の取り組みの一環として、九州大学伊都キャンパス（福岡市西区）の学生と教職員を対象にカーシェアの実証実験をスタートした。

コロナ禍で密を避ける意識が強まる中、カーシェアにおける学生の意識変容と公共交通を補完する移動手段としての利用ニーズを検証するのが目的。カーシェアを通じて、学生や教職員の移動の利便性向上にも貢献していく。

実証実験期間は今月６日から２０２１年９月末を予定。期間中は、キャンパス内に車両５台を配備し、学生や教職員向けにカーシェアサービスを展開する。

利用者にウェブアンケートを行い、利用状況や料金の許容範囲などについて検証。利用者のニーズに応えるサービスや料金を設定することで、カーシェアサービスの普及を目指していく。

実証実験はＳＥＥＤ（シード）ホールディングスのモビリティ事業推進室とトヨタレンタリース福岡伊都店が主体となって実施する。

カテゴリー	白書・意見書・刊行物
対象者	大学・専門学校,自動車業界