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2020年11月24日

千葉県自動車大学校 創立50周年の節目祝う記念式典

千葉県自動車整備商工組合立千葉県自動車大学校(秋葉邦男理事長、竹中正浩学校長)は、千葉市美浜区のホテルで「創立50周年記念式典」を開催した。来賓ら90人が出席し、全国で唯一の整備商工組合立の自動車大学校である同校の新たな歴史を祝った。

同校は、1970年4月に国内唯一の業界立の整備士養成機関「千葉県自動車技術専門学校」として開校した。75年に1年制3級課程から2年制2級課程に変更し、2003年に1級養成課程を開設。

06年には1級課程を4年制に変更するとともに、校名を現在の「専門学校千葉県自動車大学校」とした。創立以来の卒業生は5千人を超え、多くの卒業生が企業の代表者や役員などの責任ある立場で活躍している。

式典で秋葉理事長は、「創立から半世紀が過ぎたいまも、業界発展のために優秀な人材が不可欠であることに変わりはない。本校の教育目的である『自動車業界に有用な、応用力と実践力に富み、幅広く活躍できる人材を育成する』を念頭に、これからも全力を挙げて取り組んでいく」と式辞を述べた。

来賓を代表して関東運輸局千葉陸運支局の五十嵐康夫支局長、日本自動車販売協会連合会千葉県支部の出野祥平支部長が挨拶。

五十嵐支局長は「創立50周年を契機に、一致協力して経験と英知を集結し、今後も優秀な整備士を送り出してほしい」、出野支部長は「私たち県内の自動車関係団体は、これからも御校の前向きな取り組みを応援する」と祝辞を送った。

最後に竹中学校長が「本校の卒業生は兄弟姉妹はもとより、親子2代で学ばれた方も多い。家族ぐるみで本校を選んでもらったことは大きな喜びであり財産だ。この歴史と財産を絶やすことなく発展できるよう職員一同、努力したい」と謝辞を述べた。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞11月20日掲載