2020年11月24日
マツダ、HPの商品ページ刷新 「わかりやすさ」重視
マツダは公式ウェブサイト内にある商品紹介ページを刷新する。同社が伝えたい情報と購入検討者が求める情報を精査し、内外装や安全装備の機能などを説明した動画コンテンツを新たに追加する。重視するのは「わかりやすさ」。初めて新車を購入する人でも理解しやすい説明を心掛けた。
10月に発売した新型「MX-30」の商品紹介から導入を始め、他車種にも順次広げる。ウェブサイトの体裁やコンテンツにも、次世代デザインで追求する「引き算の美学」を取り入れてシンプル化し、マツダブランドの情報発信強化とユーザビリティ(使い勝手・実用性)のさらなる向上につなげていく。
新型MX-30の商品紹介ページを作成するに当たり、「従来からの作成方法を取り止めて一から設計し直し、ユーザーが知りたい情報を中心に理解しやすいコンテンツを充実させた」(国内営業本部ブランド推進部の齊藤圭介主幹)という。
サイト内に「購入検討サポート」という項目を設けて、「商品説明動画」を新たに設けた。エクステリア、インテリア、安全性能の各項目に分けて計20個の動画を掲載。
1つの動画の長さは短いもので約30秒、長くとも約1分に収めており、説明内容はQ&A方式で各種機能や使い方を直感的に理解しやすいように配慮。新型MX-30の商品紹介では、「初めて車を購入するお客さま向けにサイトを一新した。情報をたくさん盛り込むのではなく、お客さまが知りたいと思われる内容に絞った」(同)。
新型MX―30では、1グレード展開をはじめ、珍しい販売手法に取り組んでいる。こうした新たな取り組みを行う上で、顧客への丁寧な説明は必須となる。サイトの充実を図ることなどで、新規客の開拓につなげたい考えだ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞11月17日掲載