2020年11月18日
自動車公取協 中古車販売店向けテキストを発行
自動車公正取引協議会(自動車公取協、神子柴寿昭会長)は、中古車販売店や中古車をメインに扱う事業者向けに「中古車・新車規約研修テキスト」を発行した。中古車としても流通台数が増えつつある運転支援機能搭載車の表示などのほか、新車販売時に注意すべきポイントを盛り込んだ。
表示や景品提供に関するルールで特に重要な項目について絞ってまとめたもの。2018年から発行を始め、毎年更新している。7月に発行した20年度版には、中古車販売店が新車を扱うケースが増えていることから、新車広告表示についても紹介した。
誤った広告表示を行った具体的な事例も掲載し、正しい知識の啓発につなげる。年々拡大傾向にある個人リースの表示方法についても解説。トラブルを未然に防ぐために必要な表示方法など、重要なポイントをまとめた。
このほか運転支援機能のページでは、ユーザーによる機能の過信を防ぐための留意点を載せた。
テキストは、業界団体が実施する研修会などで活用し、事業者に周知していく。テキストは、会員向けに500円(消費税込み)で販売している。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞11月13日掲載