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2020年11月10日

自動車リース、復調気配 9月契約台数は微減

自動車リース契約台数が回復している。日本自動車リース協会連合会(JALA、露口章会長)がまとめた会員企業の9月度自動車リース契約台数は15万1305台となり、前年同月と比べて0・3%の微減だった。

6カ月連続の前年割れとなったものの、前の月と比べてマイナス幅は縮小。落ち込みが大きかった新車リースは1桁のマイナスになるなど、復調傾向が鮮明になってきた。

JALAの会員269社の契約台数をまとめた。コロナ禍で大幅減少に見舞われた新車リースは前年同月比4・6%減の6万7976台と1桁のマイナスに戻した。

自動車リース契約のメインユーザーである企業の活動が正常化しつつあることから、鈍っていた新車への入れ替えが回復してきた。内訳は登録車が同3・7%減の4万1129台、軽自動車が同6・4%減の2万6847台。

一方、景気の先行き不透明感を反映して増加基調が続いている再リースは、同3・6%増の6万9513台となり、5月以降で最大の伸びとなった。

特に軽自動車が同12・3%増の2万594台となり、再リース全体の実績を押し上げている。中古車リース・リースバックは同4・0%減の6828台となった。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞11月4日掲載