１０月３１日に岩手県陸前高田市で行われた「三陸花火大会」の模様を、神戸マツダ（橋本覚社長）がドライブインシアターとしてライブ中継した。同日にリニューアルオープンした神戸西インター店（神戸市西区）を会場に、家族連れやカップルなど既納客がマイカーで参加した。

この花火大会は、コロナ禍で開かれなかった全国の花火を集め１万発以上を打ち上げた今年最大の花火大会。その模様やクリスタル・ケイさんをはじめアーティストによるステージがライブで配信された。

神戸マツダは１９９５年の阪神・淡路大震災の被災経験から、２０１１年３月の東日本大震災の被災地支援を行っており、今回の花火大会向けクラウドファンディングにも応募した。その縁で、神戸でライブ中継することになったという。

橋本社長は中継に先立ち「阪神・淡路大震災では多くのボランティアに来ていただいた。当社では新入社員研修を陸前高田市で行うなど、遠くて強い絆を感じている。この花火大会のライブ中継を通じて、神戸マツダの思いを感じてもらえれば」とビデオメッセージで挨拶した。

日刊自動車新聞11月6日掲載