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自動車産業インフォメーション

2020年11月9日

トヨタ「クラウン」一部改良 ドライバー異常時対応システム搭載

トヨタ自動車は2日、一部改良で「ドライバー異常時対応システム」を搭載した「クラウン」を発売した。体調急変などドライバーの無操作状態が継続している場合に、車両を徐々に減速させて自車線内に停車するシステムで、トヨタが採用するのは初めて。クラウンを皮切りに順次、搭載車種を拡充する。

「レーダークルーズコントロール」(全車速追従機能付)の機能も向上した。人工知能(AI)で前方カーブの大きさを推定し、ステアリングの切り始めで速度抑制を開始するカーブ速度抑制機能を同社で初めて採用した。

衝突被害を軽減する「プリクラッシュセーフティ」には右直事故対応など機能を加えた。

内外装では本革シートの採用車種を拡大したほか、外板色やホイールバリエーションを拡充するなどし、質感を高めた。価格は489万9000~739万3000円(消費税込み)。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞11月5日掲載