乗用車メーカー８社が１０月２９日に発表した９月の世界生産台数は前年同月比１・７％増の２４１万５９４０台となり、１４カ月ぶりに増加に転じた。

トヨタ自動車、ホンダ、スバルは単月として過去最高を記録した。中国がけん引したほか、北米や国内の生産も増加したメーカーも多かった。

２０２０年度上期（４～９月）の合計は前年同期比２９・１％減の９７８万８８７０台となりコロナ禍の影響で大幅に落ち込んだものの、回復の兆しが見えてきた。

一方、世界販売台数は２０年度上期実績が同２２・７％減の１０７６万５９０１台、９月単月は前年同月比１１・９％減の２３２万１２８３台だった。

日刊自動車新聞10月30日掲載