大和自動車交通は、群馬大学発ベンチャーの日本モビリティ（小峰千紘社長、群馬県前橋市）とハイヤー・タクシー事業での無人移動サービスの実現に向けた基本合意書を締結した。

両社は、ハイタク事業における自動運転による無人移動サービス実現に向けて協力することで合意した。

具体的には、大和自交が運転人員やハイタク事業者視点による運行アドバイスを提供する。日本モビリティは、大和自交に対し「無人移動サービス導入パッケージ」の提供を検討する。

このパッケージは、無人移動サービス導入に向けたコンサルタントや、大和自交主体の実証実験向けの車両・自動運転システム、自動運転装置の販売や保守サービスなどを含む。

大和自交は２０１８年から、群馬大と連携して将来のハイタク事業での自動運転の活用について研究を進めてきた。これまで全国３０カ所での実証実験で運転手派遣などを行ってきた。

カテゴリー	白書・意見書・刊行物
対象者	自動車業界