日本自動車車体整備協同組合連合会(日車協連、小倉龍一会長)は、全国の組合の経営・教育委員長が参加し「経営・教育委員会 各組合委員長(担当者)会議」を初めてオンラインで開催した。

新型コロナによって対面での会議が難しい状況の中、4月から新認証制度「特定整備」が始まり、自動車車体整備にかかわる情報共有が急務と判断。日車協連本部事務局がホストとなり、オンラインコミュニケーションツールZOOM(ズーム)を活用し全国規模の会議を実施した。

小倉会長と経営・教育委員長の市川清理事がメインパネラーとして参加し、各組合の教育、経営委員長らとズームでつなぎ、特定整備に関する好事例をはじめ、有償運送許可講習のテキスト改訂、日車協連自主認定の先進安全自動車対応優良整備事業者1千社に向けての進捗などを紹介、全国で知識を共有した。

市川委員長は「今回初めての試み。主に全国の意見を吸い取りながら、日車協連の教育の方向性などを話し進めていきたい」などと挨拶した。

会議に先立ち小倉会長は「教育委員会で初の試み。いろいろな意見を楽しみにしている」などと期待を込めた挨拶をした。