トヨタ名古屋自動車大学校(川口浩二校長)は、愛知県清須市の同校で実施した講義「お客様応対ロールプレイング」内で、同校初となるリモートコンテンツを使ったディーラーとの連携授業を行った。

ショールームスタッフ科の学生22人とディーラーの現役スタッフがウェブ会議サービス上で情報を交換した。

同講義は同学科のカリキュラムに組み込まれるもので、「サービス客応対」「電話応対」など全6回の内容から成る。ショールームスタッフとしての応対スキルを身に付けるために例年実施してきたが、オンラインを活用して現場の声を直接聞く機会を設けたのは今回が初めて。

同学科の学生に、ショールームの様子やスタッフの働き方を知ることで自分の将来をイメージしてもらいたいとの思いから連携を実現した。

愛知トヨタ(赤尾嘉彦社長)高辻店の女性営業スタッフが学生らに現場の声を届けた。学生らは「社会人になる前に身に付けておいたほうがいいこと」「1日の過ごし方」「ディーラーの仕事のやりがい」という3点に着目してスタッフの体験談を聞き、質疑応答を通してより働き方のビジョンを深めた。