2020年10月14日
JAF、トラブル時に緊急救援 ドラレコで新サービス
日本自動車連盟(JAF、藤井一裕会長)はパイオニアと連携し、同社が11月に発売予定の通信ドライブレコーダーから発せられた車両トラブルの緊急通報を受けて救援に出動する新サービスを開始する。
ロードサービス活動の認知と利用機会が拡大するほか、ドライバーの車両運行に関する不安解消につながるなどJAF会員のメリットが大きいと考え、連携に乗り出す。
パイオニアの新製品「ドライブレコーダー+(プラス)」は、市販ドライブレコーダー初の緊急通報機能を採用。日本緊急通報サービス(倉田潤代表)の「HELPNET(ヘルプネット)」が故障、事故発生など緊急通報を受信し、オペレーターが警察・消防、JAFロードサービスに車両の場所や情報を伝える。
基本的にはドライバーが手動でオペレーターにコンタクト。強い衝撃を検知した場合には、自動で緊急通報を発信する。見知らぬ土地で気が動転するような場合でも、確実に救援を行えるようアシストする。
サービスは端末使用料込みで月額1980~2480円(消費税別)。JAFは通信ドライブレコーダーの契約者に会員優待サービスとして3千~5千円分の「Amazonギフト券」を進呈する。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞10月8日掲載