ヤマハ発動機と静岡大　産学連携を強化

ヤマハ発動機と静岡大学は、産学連携の取り組みを強化すると発表した。スマート工場や電動化に関する共同研究講座を設置するなど、先進的な領域における企業ニーズに対し、同大が持つ知見を活用した課題解決とイノベーションの創出を目指す。

ヤマハ発と静岡大は、２００８年に包括連携協定を締結。共同研究や技術展の実施、大学研究室の訪問などを進めてきた。

今回の連携強化は「静岡大学浜松キャンパス１００周年記念事業」をきっかけとするもの。新たに設置した共同研究講座では、スマートエンジニアリングや精密部品加工などの研究も進める。また、先進技術の探索やビジネス創出、制御系人材の育成などでもさらなる連携を図っていく方針だ。