１０月１０、１１日に秋田市のスカイドームで開催予定だった「あきたネクストモーターショー」（主催＝同実行委員会、伊藤哲充会長）の中止が決定した。モーターショーを開催すること自体は可能と判断したが、サービスやイベントの内容に制限がかかることを考慮して見送りを決断した。

あきたネクストモーターショーは、次世代自動車の普及促進と中高生や子供たちに自動車に興味を持ってもらうことなどを目的として開催している。今回は、次世代車展示・試乗や県内自動車業界企業・団体のＰＲなどに加えて、秋田県と共同企画の「ドリフトミニイベント」などを予定していた。

同実行委員会では、モーターショーの代替企画を検討している。中止で終わりにすることなく取り組みを継続することで、来年以降のイベントにつなげていきたい考えだ。

伊藤会長は中止の理由について「マスクを着けているだけで喜びが半減する。車に触れない、乗れないでは本来のサービスができない」などと話した。

日刊自動車新聞9月11日掲載