2020年9月10日
アイシン精機 パーソナルモビリティ、NEDOの開発テーマに
アイシン精機は、パーソナルモビリティ「ILY―Ai」が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の技術開発テーマとして採択されたと発表した。コロナ禍で関心が高まる商品の自動配送サービスを商業施設「カラフルタウン岐阜」(岐阜県岐阜市)で試す。事業期間は2021年度までの2年間。
ILY―Aiは同社が15年から開発を始めたパーソナルモビリティで、今年3月から商業施設など向けのリース販売を始めている。NEDOの実証では、ILY―Aiを自律走行できるようにし、商業施設内の店舗から駐車場まで商品を自動で運ぶサービスを開発、事業性も検証していく。
NEDOの「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス」では、アイシン精機のほか本田技術研究所、パナソニック、佐川急便、楽天など合わせて12社の事業が採択され、それぞれ実証を行う予定だ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞9月5日掲載