2020年9月10日
国交省、地域交通グリーン化の次世代車普及事業 公募スタート
国土交通省は1日、電気自動車(EV)など次世代車の事業用自動車としての普及を後押しする「地域交通のグリーン化に向けた次世代自動車普及促進事業」の公募をスタートした。期間は18日まで。
EVのタクシーやトラック、バンは車両本体価格の4分の1、プラグインハイブリッド車(PHV)のタクシーは5分の1を補助する。政府は2030年までに新車販売に占める次世代車の割合を5~7割に引き上げるなど、低炭素化の実現に向けた目標を掲げている。
地域の移動や物流を支える車両でも次世代エコカーの普及に取り組むことで、確実な目標達成につなげていく考えだ。
補助対象にはEVとPHVに加え、ハイブリッド・天然ガスのバスやトラックも含まれる。これらについては通常のパワートレインを積むモデルとの価格差の3分の1を補助する。EV用の充電設備も導入費用の4分の1(設備の工事費については実額または上限額)をサポートする。
補助を受けるには交付予定枠申込書の提出が必要。また、申請額が2020年度予算に計上した5億1200万円を上回った場合は、補助額が減額になる可能性もあるという。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞9月2日掲載