日本自動車整備振興会連合会（日整連、竹林武一会長）、日本自動車整備商工組合連合会（整商連、同理事長）は、９月末に都内で開催を予定していた「定時総会」「通常総会」を書面評決で行うことに決めた。

多数の関係者が一堂に集まる集会型の総会は、新型コロナウイルス感染症の集団感染リスクを伴うことから、書面による審議に変更を決めた。日整連、整商連によると書面評決は初めてという。

日整連、整商連では毎年６月、各都道府県の同振興会、同商工組合から会長、理事長、専務理事らが出席し、都内で総会を開催している。ただ、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、９月に延期していた。

しかし、今月に入っても都内における新型コロナウイルスの感染者数が連日２００人以上で推移していることから、集合形式の総会を取り止めて書面評決に変更することとした。

日刊自動車新聞8月25日掲載