日本自動車教育振興財団（ＪＡＥＦ、内山田竹志理事長）は、ホームページ上の動画学習サイト「早わかり！クルマ塾」の「交通安全トピックス」コーナーで新コンテンツ「〝あおり運転〟の厳罰化　自転車も対象！」を公開した。

６月３０日に施行された改正道路交通法で自動車の「あおり運転」が厳罰化された。これにともない、自転車のあおり運転も摘発対象となったことを生徒に理解してもらい、交通安全意識を高めてていくことをねらい動画を独自に制作した。

あおり運転の摘発対象には「道路の逆走」「他の車・自転車への幅寄せ」「進路妨害」など７つの行為が含まれる。

こうした行為が自転車でも摘発対象になるだけではなく、危険な運転であることを動画によって具体的に示した。安全指導の授業などで学校に活用してもらう考え。

ＪＡＥＦは、動画学習サイトを２０２０年度の重点活動の一つに設定し、６月末から公開した。

同サイトは、遠隔授業の導入をはじめ教育現場のＩＣＴ化の進行に合わせて、授業の一部あるいは生徒の自主学習などに活用してもらうことを目指し企画したコンテンツという。

今後も旬なテーマをとらえた動画の制作・公開などを通じて、交通安全および自動車に関連した情報、話題の発信に取り組み、学校の教育支援と生徒らの車に対する興味喚起につなげていくことを目指す。

カテゴリー	交通安全
対象者	中高生,一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月30日掲載