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2020年7月30日

機工協 来年予定の「オートサービスショー2021」開催中止

日本自動車機械工具協会(柳田昌宏会長)は、2021年6月に開催を予定していた「第37回オートサービスショー2021」を中止することに決めた。

開催場所を東京ビッグサイト(東京都江東区)で予定していたが、東京オリンピック・パラリンピックが延期したことで利用できなくなったため。新型コロナウイルス感染症の収束見通しが不透明なことも背景にある。

同イベントは、機械工具メーカーや商社が最新の機器を実演・展示して商談も行う場だけに、新製品の販売に影響を及ぼす可能性もある。

2年に1度の開催で自動車整備機器の実演・展示を行うオートサービスショーは、近年、東京ビッグサイトで開催していた。

21年に予定していた次回展については東京オリンピック・パラリンピックが延期されたことで、開催の有無が注目されていた。次回は22年度以降の開催を目指すとしている。

19年5月に開催した前回の第36回ショーは、東京オリンピック・パラリンピックの影響で東京ビッグサイトの青海展示棟に会場を変更。103社・8団体が出展し3万7245人が来場した。

過去には、09年度にリーマン・ショックの影響で開催を見送ったことがある。

22年度以降に開催予定のオートサービスショーでは、24年から始まるOBD車検をにらんだ機器を展示する予定。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞7月27日掲載