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自動車産業インフォメーション

2020年7月29日

関東運輸局、首都圏タクシー需要 6月は回復、7月を注視

国土交通省関東運輸局の飯沼宏規自動車交通部長は、ハイタク専門紙対象の7月期定例会見で、管内でのタクシー需要の回復状況について「6月の需要は回復傾向にある」と述べる一方で、7月は首都圏で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることから「状況を注視していく」として警戒感を示した。

同局が毎月まとめている輸送実績速報を見ると、管内8都県15交通圏の6月分総営収は対前年同月比で5割から6割程度になっている。5月は3割前後まで落ち込んでいたことから、回復傾向が見てとれる。

回復の要因について飯沼部長は「緊急事態宣言発出のインパクトは大きかった」と述べ、宣言期間終了後、街中に人が戻ってきたことで需要が回復してきたとの見方を示した。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞7月20日掲載