2020年7月21日
日産、20年ぶりにエンブレム刷新 新型車に順次採用
日産自動車がエンブレムのデザインを刷新した。デザインを見直すのは、2001年以来の約20年ぶり。新生日産の象徴として今後の新型車に採用していく。
新デザインは「NISSAN」の文字や円形のふちの線を細くすることにより、しなやかなデザインにまとめた。デジタル媒体などでも活用しやすいように、立体的ではなく、二次元のデザインに仕上げた。
21年中旬に発売する「アリア」では、ちょうど従来のエンブレムを使用してきた年数と同じ20個のLEDを使用し、イルミネーションでロゴを浮かび上がらせ、電動化の未来へと進んでいることを視覚的に表現する。
一方、丸い太陽とそれを横方向に貫く社名ラインはこれまでのものを踏しゅうした。これは創業者である鮎川義介氏が信条としていた「至誠天日を貫く(強い信念があればその想いは太陽をも貫く)」という言葉を表現している。
内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は「強い熱意を持ってすればできないことはない、日産の全員がこう思っている。日産はまだまだこんなものじゃない」とエンブレムのデザインに込められた思いを語った。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞7月17日掲載