2020年7月16日
ジェイテクト 介護ニーズに特化した「パワーアシストスーツ」
ジェイテクトは、作業負荷を減らす「パワーアシストスーツ」に介護作業用の新製品を加え、来年から発売すると発表した。
同社は新規事業の一環として、電動パワーステアリング技術を応用したパワーアシストスーツ「J―PAS」を2年前に発売した。
主に製造や小売りの現場で利用されているが、介護業界からも多くの問い合わせが寄せられたことから、介護ニーズに特化した新製品を開発した。
金属フレームを使わず、衣服に近い構造として長時間使えるようにしたほか、要介護者を抱え込む「移乗支援」や、中腰で行う介助作業などに応じ、アシストするタイミングや力を最適化した。
試作機で試したところ、オムツ交換で94%、要介護者の保持で59%、腰への負担が減ったという。新製品は「J―PAS フレアリー」の名称で販売する。
カテゴリー | 社会貢献 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞7月10日掲載