2020年7月3日
全ト協が総会 会員向け支援改めて強化
全日本トラック協会(全ト協、坂本克己会長)は第97回通常総会を開催した。新型コロナウイルスの影響による会員各社の業績悪化が懸念されている中、全ト協としてはさらなる支援に向けて各種助成金の拡充などの対策を行う方針を示した。
同協会では4月7日に新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、国に対して要望を提出してきた。トラックドライバーに対する風評被害への対応や会員企業に対する会費の免除など、積極的な取り組みを展開している。
また、10月8日に開催予定だった「第25回全国トラック運送事業者大会」については、感染拡大防止の観点から、開催中止を決定した。同大会は9年ぶりに大阪で開催を予定していた。
辻卓史副会長は「極めて残念だが、現状、大阪府の方針に従う場合は想定の倍以上のスペースが必要となってしまう」と話した。次回大会は愛知での開催を予定している。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月29日掲載