2020年7月1日
日整連、整備業界へ興味喚起 中学生向けにアニメ配信
日本自動車整備振興会連合会(日整連、竹林武一会長)は6月18日、ホームページでウェブアニメ「自動車整備士ってどんな仕事?」を公開した。中学生向けに整備士の仕事を紹介し、整備業界への興味喚起を図る。
女性整備士が学校で出張授業を行い、整備業のやりがいや魅力を語る内容となっている。
国内で保有される8千万台を超える自動車を安全に使用するための役割を整備工場が担っている点、定期点検や車検といったメンテナンスの意味、整備士になるための過程を紹介する。
日整連が発表した2019年度の業界実態調査では、整備要員の平均年齢が45・5歳と前年から0・2歳上昇。17年度から3年連続で上昇を続けており、有効求人倍率も全職種平均と比較すると高い水準にある。
業界の若返りには学生に向けた自動車整備への理解と興味喚起を行い、自動車大学校や専門学校への入学者増加を図る必要がある。日整連では、動画配信以外にもマンガによる整備士のPRや自動車整備士資格取得に関する詳細を掲載して、情報発信を行っている。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 中高生,自動車業界 |
日刊自動車新聞6月25日掲載