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2020年6月9日

5月の車名別新車販売 登録車が2~6位占める

登録車と軽自動車の車名別販売で軽の販売低迷が鮮明になった。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が4日に発表した5月の車名別新車販売は、ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N―BOX(エヌボックス)」が6カ月連続で首位をキープしたものの、2~6位をトヨタ自動車「ヤリス」をはじめ登録車が占めた。

軽は大幅な販売減となる車種が目立ち、ダイハツ工業の「タント」と「ムーヴ」が8割近いマイナス。ともにトップ10から外れた。

上位10車種のうち、登録車が過半数に達したのは2カ月連続。2月発売のヤリスが2カ月連続の登録車トップで、19年11月発売のトヨタ「ライズ」、今年2月発売のホンダの新型「フィット」と続いた。トヨタ「アルファード」も前年同月比10・6%増と伸長した。

一方、軽は工場の稼働停止なども影響し、軒並み大幅なマイナスに見舞われた。総合トップのエヌボックスも同47・6%減と前月よりもマイナス幅が拡大。トップ3常連のタントが同77・3%減、ムーヴが同77・4%減だった。

一方、ダイハツ「ミラ」は同43・4%減だったが、17年6月以来2年11カ月ぶりに軽ランキングの2位に入った。3月発売の日産自動車「ルークス」は前月の25位から大幅にランクアップした。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞6月5日掲載