2020年6月11日
JU中販連総会、事業計画案など可決 書面とビデオ通話で
日本中古自動車販売協会連合会(JU中販連、海津博会長)と日本中古自動車商工組合連合会(JU中商連、同理事長)は4日、JU新潟(新潟市南区)で、それぞれ定時総会、通常総会を開催した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、書面での決議方式を実施した。総会の進行はビデオ通話を通じて執行部が行い、2020年度の事業計画案などを原案通り可決した。
JU中販連は、中古車の自動車登録手続きのワンストップサービス(OSS)を推進するため、各協会が中販連支部として代理申請業務を行えるようにするほか、譲渡証明書・委任状などの電子化を進める要望を行う。自動車関係諸税など法制度に関する研究・改善要望も引き続き行う。
JU中商連では、「中古自動車販売士制度」の3年ごとに行う資格更新の研修で、集合型研修に加えてeラーニングシステムも活用する。場所を問わず研修に参加しやすい環境を整えて受講者数と認定者数の増加につなげたい考えだ。
教育研修事業の拡充と「JU適正販売店認定制度」の促進を通じて販売店のレベルアップとJUブランドの向上を図る。オートローンやオートリースなど金融事業の20年度目標取り扱い高は2300億円を掲げる。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月6日掲載