2020年6月9日
日本自動車輸送技術協会 会長にJAF専務理事の久米氏
日本自動車輸送技術協会は、書面による賛助会員総会を開き、下平隆会長の後任として日本自動車連盟(JAF)専務理事の久米正一氏を新会長に選任したと発表した。また、総会では2019年度の事業報告および20年度の事業計画を審議した。
20年度の事業計画については、並行輸入車などの排出ガス試験について今後も件数減の厳しい状況が続くと予想。同協会として協会の設備や技術力を生かし、各種の排出ガス・燃費性能試験など官民からの調査研究・試験の受託事業を拡充するといった方針を示した。
また、国際化事業については中期事業計画(16~20年度)に基づき、自動運転の専門分科会(GRVA)を中心に国際基準調和を推進する。さらに、環境変化に対応しつつ、これまでの実績をもとに継続的な取り組みができるよう、次期中期事業計画を策定する方針だ。
カテゴリー | 人事 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞6月6日掲載