会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2020年5月14日

近畿地区の免許関係業務 停止・縮小相次ぐ

新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受けて、近畿地区でも運転免許関係業務の停止・縮小が相次いでいる。6府県すべての警察本部が運転免許試験場などでの免許更新業務を当面の間、停止する旨を発表した。各種試験・講習に関しても同様の方針だ。

大阪府警察本部は4月16日から当面の間、門真運転免許試験場(門真市)や光明池運転免許試験場(和泉市)、各警察署での免許更新業務を停止とした。両試験場での学科試験や高齢者講習なども予約分や一部を除き止めている。

兵庫県警察本部も4月16日から県内の運転免許更新センターや警察署などでの免許更新業務を休止している。明石運転免許試験場(明石市)での学科・技能試験も引き続き休止する考えだ。京都府警察本部は4月19日から府内での免許更新業務を止めた。当面は休止する方針で、運転免許試験場(京都市伏見区)での学科・技能試験の受験自粛も要請している。

滋賀県警察本部も県内の運転免許センターなどでの免許更新業務を4月19日から当面の間、休止とした。学科・技能試験については予約分のみ対応する。奈良県警察本部は4月20日から県内での免許更新業務を停止している。和歌山県警察本部は4月26日から免許手続き・関連業務を一部停止している。交通センターや免許センター、各警察署での免許更新・返納業務などを当面の間、取り止めている。

警察庁は3月中旬から感染症対策の一環として運転免許証の有効期間の延長措置を取っている。詳細は各地域の警察本部まで。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞5月11日掲載