2020年5月11日
「自宅で楽しもう」 自動車メーカー各社、コンテンツ拡充
自動車メーカー各社は、自宅で楽しめるコンテンツをインターネット上で拡充している。長引く外出自粛が心身に与えているストレスの軽減につなげてもらいたい考えだ。
ホンダは4月29日、自社公式サイト上に「バーチャルモータースポーツランド」を開設した。「ファンゾーン」「レーシングゾーン」「ヘリテージゾーン」で構成し、ファンゾーンではフォーミュラーカーのペーパークラフトなどを楽しめる。
日産自動車は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用したキャンペーン「#drawdrawdraw」を開始した。これは、日産のグローバルデザインチームが制作した23枚の塗り絵用線画にキャンペーン名のハッシュタグをつけてSNSに投稿するもの。運が良ければ日産のデザイナーが作品に対するコメントをくれることもあるようだ。
トヨタ自動車は特設サイト「おうちで過ごそう」を公開。塗り絵の線図やペーパークラフトの素材のほか、運動神経を目覚めさせる体操「神経シゲキ体操」をフィギュアスケートの宇野昌磨選手らトヨタ所属のアスリートが行っている動画を視聴できる。神経シゲキ体操はもともと操作ミスによる事故を防止するために推奨していたが、外出自粛による運動不足の解消にも活用してもらう。
このほか、ヤマハ発動機もグループ企業の従業員が始業前に行っている「Revストレッチ」の動画を公開。マツダや三菱自動車などのサイトでもペーパークラフトの素材や塗り絵用の線図をダウンロードできる。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞5月5日掲載