自動車産業インフォメーション

新型コロナで高速バスにも影響広がる 全国で減便・運休

2020年3月26日

新型コロナウイルスの感染拡大で、旅行やレジャー、ビジネス客の減少が続いていることを受け、長距離を走行する高速バスの減便・運休が全国的に拡大してきた。高速バスのライバルとなる鉄道や空港アクセスバスの運行に影響を及ぼす旅客機も、大幅な本数・便数の削減に追い込まれている。高速バスを運行する各事業者は、ホームページなどで最新の運行情報を確認するよう、利用者に注意を呼び掛けている。

減便に踏み切る事業者は地域的な偏りは見られず、全国的に広がっている。このうち、多くの高速バス路線を擁する西日本鉄道は、21日から4月24日(一部路線は14日から31日)まで減便を実施する。全便運休が1路線(下関―北九州空港)、一部運休が福岡市内と県内外を結ぶ10路線、土日祝日を平日ダイヤにして減便するのが2路線になる。

また、東京ディズニーリゾートや富士急ハイランド、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなど、高速・一般路線バスが多く運行しているテーマパークの休園期間延長に伴い、発着するバスのほとんどが全区間・一部運休している。各施設の休園期間が延長した場合、運休期間も同時に延長されることがあるため、利用者は注意が必要だ。

東京・新宿と全国各地を結ぶ路線が集中するバスタ新宿は、ホームページ上の「本日の運行予定」で、事業者から事前連絡があった場合に限り、運休便を表示している。運行状況は日々変わる可能性があり「行き先変更」「経由地変更」は表示しない。

一部の事業者は、乗車券の販売を一時停止したり、販売開始時期を短くしたりしている。新型コロナウイルス感染を理由とした乗車券の払い戻しについて、手数料を取らずに対応しているケースもある。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月23日掲載

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