会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2020年3月24日

自動車メーカー 相次ぎ入社式中止

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、自動車メーカーが相次ぎ入社式を中止する。トヨタ自動車やホンダに続き、スバルとマツダ、三菱自動車が新入社員が一堂に会する式典の中止を決めた。乗用車メーカーでは残る日産自動車とスズキ、ダイハツ工業も対応を検討している。

スバルは16日、4月1日に本社(東京都渋谷区)や群馬製作所(群馬県太田市)など国内4拠点で行う予定だった入社式をすべて中止すると発表した。入社式の代替手段や新入社員研修の実施方法などは現在検討中だという。

マツダも広島本社(広島県府中町)で開催する予定だった入社式の中止を決めた。4月1日に式典は行わないが、新入社員は本社に出社して30~40人程度の小グループに分かれ、丸本明社長らの歓迎メッセージをモニターで視聴する。

三菱自も新入社員が1カ所に集まる式典を中止し、本社(東京都港区)や岡崎製作所(愛知県岡崎市)、水島製作所(岡山県倉敷市)など各地域で小グループに分かれて新人研修など行う。研修の一部をオンラインで対応するなど感染拡大を防ぐ。

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
対象者 大学・専門学校,自動車業界

日刊自動車新聞3月18日掲載