2020年3月12日
並行輸入車などのリサイクル料金改定 自動車リサイクル促進センター
自動車リサイクル促進センター(中村崇理事長)は、2020年度の並行輸入車などのリサイクル料金を発表した。対象となるのは、使用済み自動車を引き取るメーカーや輸入業者が存在しない、または、分からない車両で、フロン類、エアバッグ類、ASR(自動車破砕残さ)の破壊と処理に使用する料金を改定した。
シュレッダーダストの処理価格上昇、並行輸入車の数量の減少、消費税増税などが要因となり、料金は前年の改定から全体で11%ほど上昇した。乗用車の費用はフロン類の処理が前年比4・5%、車両重量が1千~1999㌔㌘クラスのASR処理は同11%ほど、新車新規登録を受ける自動車のエアバッグ処理は同14%値上がりする。
現行料金は3月31日午後3時までに郵送またはFAXでコンタクトセンターへ、不備のない書類が到着したものに適応される。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞3月9日掲載