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2020年3月9日

モックカーのお守りで安全祈願 日本ソープボックスダービー協会

NPO法人日本ソープボックスダービー協会(阿野安雄理事長)は、交通安全祈願および交通事故遭難者慰霊、負傷者早期快復の祈願寺である蓼科山聖光寺(長野県茅野市)と協力し、モックカー型の手作りお守りキットを作成、販売している。

ソープボックスのモックカーをお守りにしたもので、フロアボードには「聖光寺」の焼き印を入れ、同寺で祈願されている。ボディーサイドには住職直筆の「いってらっしゃい」「おかえりなさい」の文字を印字、余白に寄せ書きや彩色もできるようにした。カエルをイメージしたキャラクターをドライバー席などに配置し、家族のもとに無事に帰る「一路安穏」の願いを込めた。

昨年12月に富士スピードウェイで開催されたトヨタガズーレーシングフェスティバルにて、一般向けに初披露。モックカー制作イベントの一環として販売、好評を博した。今後、交通安全イベントや自動車販売店主催のイベントなどでの活用を呼び掛けていく。またお客様プレゼントや運転者を含めた家族全員の交通安全祈願として、自動車販売店などへの販売拡大も視野に入れる。

日本ソープボックスダービー協会は「子どもにクルマの楽しさを伝えたい」という思いから、青少年の健全育成を目的としたソープボックスダービーの普及活動に取り組んでいる。ソープボックスダービーは、重力だけで直線を走り、その速さを競うカーレース。1933年に米国で始まり、近年は各地のカーイベントでソープボックス体験走行やモックカー作りが取り入れられるなど、国内でも認知度が上がってきている。同協会は今回のモックカー型のお守り販売により、ソープボックスダービー普及活動全体の盛り上げにつなげていきたい考え。

価格は千円。売上の一部はNPO法人日本ソープボックスダービー協会の活動資金にあてられる。

 

 

 

 

 

 

カテゴリー 交通安全
対象者 一般,自動車業界

日刊自動車新聞3月5日掲載