2020年2月6日
19年の四輪車輸出481万台 自工会まとめ
日本自動車工業会(自工会、豊田章男会長)が1月31日にまとめた2019年の四輪車輸出台数は、前年比0・01%増の481万8132台と5年連続で前年を上回った。主要市場の北米向けが2年ぶりに減少したものの、欧州向けやアジア向けが堅調に推移した。
車種別では、乗用車が同0・3%増の437万2645台と5年連続で増加した。一部のメーカーで北米向け車種の生産を国内で開始したことや、欧州向けの車種を日本からの輸出に切り替えたことなどがプラス要因に挙げられる。中国などを含むアジア向けも好調だった。普通乗用車は5年連続で増加し、小型乗用車は2年ぶりのプラスに転じた。
2019年12月の四輪車輸出台数は、前年同月比8・1%減の39万9262台と3カ月連続で減少。北米向けは5カ月連続減と伸び悩んだ。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 自動車業界 |
日刊自動車新聞2月3日掲載