2020年1月31日
全国レンタカー協会 外国人観光客の利用支援へドライブアプリ提供
全国レンタカー協会(岩崎貞二会長)は、外国人レンタカー利用者向けのスマートフォン用ドライブ支援アプリを年度内にも完成させ、提供を開始する。英語など4カ国語に対応し、外国人向けに災害情報をリアルタイムで通知するサービス「Safety tips(セーフティ・チップス)」とも連携。レンタカー利用時に災害に遭遇しても適切な情報を提供できる体制を構築し、外国人観光客に安心してドライブを楽しんでもらえる環境を整える。
アプリで情報提供する言語は英語、韓国語、中国語(繁体字)、日本語に対応する。年度内にも完成するスケジュールで進んでおり、5月ごろをめどに本格的な普及活動をスタートさせる。レンタカーの借り方から日本の交通ルール、雪道走行の注意点など、日本国内で自動車を運転する上で必要な情報を各言語で網羅し、外国人利用者の不安を払しょくする。
地震や大型台風による水害の発生などで、外国人観光客の中には、日本の自然災害を不安視する声は少なくない。こうした訪日観光客に適切な情報を提供するため、アプリ内には、観光庁が提供するセーフティ・チップスの機能を盛り込んだ。この連携によってアプリ利用者に地震や津波などの気象特別警報を自動で発信するほか、その時とるべき行動について情報提供できる環境を構築する。
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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対象者 | 一般,自動車業界 |
日刊自動車新聞1月28日掲載