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2020年1月17日

デンソーに内閣総理大臣賞 ものづくり日本大賞を決定

政府は、ものづくりに携わる優秀な人材に贈る第8回「ものづくり日本大賞」の受賞者を決定した。自動車関係では、昨年の技能五輪国際大会で金メダルを獲得したデンソーが内閣総理大臣賞を受賞した。また、経済産業大臣賞には、トヨタ自動車やアイシン・エィ・ダブリュ(AW)、愛知製鋼などが選ばれた。

ものづくり日本大賞は、日本の製造業を支える熟練から若手まで各世代の中で、特に優秀な人材を表彰する制度。経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、2005年から隔年で開催している。

今回、関係4省で37人、1団体の内閣総理大臣賞の受賞者を決定し、8日に首相官邸で表彰式を開いた。デンソーは厚労省関係で受賞。19年8月にロシアで開かれた第45回技能五輪国際大会の「産業機械組立て」で、坂元裕二郎氏が金メダルを獲得し、その成績が認められた。

経産大臣賞のうち、トヨタは自動車エンジン用シリンダヘッド製造で、臭気と煙の発生を抑えたアルミニウム鋳造技術を開発したことが評価され受賞。愛知製鋼、アイシンAW、日本製鉄は、自動車用トランスミッションの歯車に使うレアメタルレスと強度を両立した鋼材の開発が認められた。経産大臣賞の表彰式は今月27日に行われる予定。

カテゴリー キャンペーン・表彰・記念日
対象者 自動車業界

日刊自動車新聞1月14日掲載