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2019年12月28日

「特務機関NERV」の災害支援車 三菱自やゲヒルンなどが共同開発

三菱自動車、スカパーJSAT、防災情報配信サービスのゲヒルン(石森大貴社長、東京都千代田区)は23日、災害対策支援車「特務機関NERV制式電源供給・衛星通信車両 5LA―GG3W」を共同製作したと発表した。

停電時にも継続的にゲヒルンの防災情報配信サービスを提供するために使用するほか、被災した自治体の電力・通信確保や防災訓練などにも活用する。ゲヒルンは2020年2月に東京都と北海道札幌市の2拠点に同モデルを配備し、順次全国に広げていきたい考え。

共同開発したのは、車両上部に平面アンテナ端末を搭載した三菱自「アウトランダーPHEV」。準天頂衛星「みちびき」を利用した衛星安否確認サービス「Q―ANPI」の端末も搭載し、災害時に避難所の情報を収集できる。

ゲヒルンは地震・津波・噴火・特別警報の速報や洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信するスマートフォン用アプリ「特務機関NERV防災アプリ」などを運営する会社。気象庁よりも早く災害情報を発信できる独自技術や人気アニメ作品「エヴァンゲリオン」に着想を得たユーザーインターフェースを特徴とし、利用ユーザー数を拡大しているという。

日刊自動車新聞12月25日掲載

開催日 2019年12月23日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

三菱自動車工業㈱、スカパーJSAT㈱、ゲヒルン㈱

対象者 キッズ・小学生,中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
リンクサイト

三菱自動車ニュースリリース

https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detail5395.html