会員向けクルマ
biz

INFORMATIONクルマの情報館

自動車産業インフォメーション

2019年12月24日

中部圏の11月新車総市場

愛知県

愛知県の11月の新車総市場(登録車と軽自動車の合計)は前年同月比13・7%減の3万1235台で2カ月連続の前年割れとなった。10月からの消費増税による影響が持続。総市場のうち登録車は同26・0%減の2万2296台、軽自動車は同7・2%減の8939台となった。

登録・軽ともに2カ月連続のマイナスとなったが、マイナス幅は10月より縮小した。また、総市場に占める軽自動車の構成比は同2・0㌽増の28・6%となった。純輸入車の登録台数は同3・0%増の2220台で2カ月ぶりのプラスとなり、登録車に占める構成比は同1・9㌽増の9・0%に増加した。

11月の登録車の銘柄別内訳は、国内乗用車系はトヨタが同13・7%減の1万3452台、ホンダが同36・4%減の1412台、日産が同23・5%減の1364台、マツダが同39・0%減の768台、レクサスが同18・2%増の728台、スズキが同18・5%減の502台、スバルが同34・3%減の469台、ダイハツが同66・2%増の384台、三菱が同49・6%減の188台となった。

商用車系ではいすゞが同15・2%減の262台、日野が同28・1%減の294台、三菱ふそうが同10・3%減の201台、UDトラックスが同2・4%減の40台となっている。

また、純輸入車はメルセデス・ベンツが同27・6%増の490台、フォルクスワーゲンが同0・5%減の381台、BMWが同26・9%減の253台などとなった。

岐阜県

岐阜県の2019年11月の新車総市場は、前年同月比12・9%減となる7837台だった。このうち登録車は同16・5%減の4286台、軽自動車は同8・2%減の3551台となった。消費増税の影響が続き2カ月連続の減となったものの、マイナス幅は前月よりも縮まった。

登録車はトヨタ系が同9・7%減の2125台、日産が同35・6%減の346台、ホンダ系が同42・2%減の312台、マツダが同46・1%減の132台、スバルが同48・3%減の104台、三菱系が同34・5%減の36台、ダイハツが同227・1%増の157台、スズキが同20・7%減の157台、大型商用車系4社は同18・3%減の325台、輸入車は同40・5%増の274台となった。

軽自動車はダイハツが同6・7%減の1150台、スズキが同8・5%減の1158台、日産が同17・9%増の495台、ホンダが同23・1%減の553台、三菱が同7・1%増の45台、マツダが同42・9%減の20台、トヨタが同18・2%減の99台。スバルは昨年同月と同数の25台となった。

三重県

三重県の11月の新車総市場は、前年同月比15・9%減の7137台と2カ月連続で前年同月実績を下回った。このうち登録車は同21・7%減の4010台、軽自動車は同7・0%減の3127台でどちらも2カ月連続のマイナスとなった。

登録車の車種別の内訳は普通乗用車が同23・0%減の1923台、小型乗用車が同20・8%減の1596台、普通貨物車が同17・9%減の142台、小型貨物車が同15・4%減の252台、バスが同5・3%増の20台、特種車が同31・2%減の77台、特殊車が0台。メーカー別ではダイハツが同96・8%増の122台と台数を伸ばした以外は前年同月実績を下回った。

一方、軽自動車は乗用車が同2・2%減の2378台、ボンネットバンが同44・0%減の103台、キャブバンが同5・2%減の325台、キャブオーバーバンが同20・5%減の321台。

静岡県

静岡県の11月の新車総市場(登録車と軽自動車合計)は、前年同月比13・2%減の1万3962台と前月(10月)に続き2カ月連続で前年同月を大幅に下回る結果となった。ただし落ち込み幅は前月の22・6%減に比べ、改善されている。内訳は、登録車が同19・0%減の7838台と2カ月連続のマイナス伸長を記録。また軽自動車も同4・5%減の6124台と前月に続き、前年同月を下回った。

登録車の内訳は乗用車合計が同18・3%減の6787台と前年同月を大幅に下回った。その内、普通乗用車が同19・8%減の3719台、小型乗用車が同16・3%減の3068台だった。

貨物車合計は同20・7%減の871台となり、その内、普通貨物車が同9・4%減の328台、小型貨物車が同26・3%減の543台となった。バスは同50・0%減の9台、特種・特殊車は同33・5%減の171台。日本自動車販売協会連合会静岡県支部扱い分は合計で同18・1%減の7002台だった。

一方、軽自動車の内訳は乗用車が同1・5%増の4870台、ボンバンが同43・6%減の145台、キャブバンが同19・0%減の684台、トラックが同17・8%減の425台となった。

石川県

石川県の11月の新車総市場は前年同月比22・2%減の4019台と2カ月連続で前年同月比マイナスとなった。内訳は登録車が同20・3%減の2618台、軽自動車が同25・6%減の1401台。これにより1月から11月の累計台数は前年同期比2・5%減の5万4123台となった。

11月の登録台数を車種別にみると、普通乗用車が前年同月比20・1%減の1076台、小型乗用車が同17・5%減の1158台、普通貨物車が同38・0%減の85台、小型貨物車が同26・4%減の181台。バスは同66・7%減の6台、特種車が同14・8%減の46台、特殊車が同18・5%減の66台。一方、軽自動車は乗用車が同25・8%減の1050台、貨物車は同25・2%減の351台。

1月からの累計台数の内訳は登録車が前年度同期比3・4%減の3万4735台、軽自動車は同0・8%減の1万9478台。

富山県

富山県の11月の新車総市場は前年同月比19・5%減の3749台と2カ月連続で減少した。このうち登録車は同25・9%減の2142台、軽自動車が同8・9%減の1607台。1月から11月の新車総市場は前年同期比4・0%減の4万9341台となった。

11月の登録車の車種別実績は普通乗用車が前年同月比32・5%減の845台、小型乗用車が同21・9%減の911台、乗用車の合計が同27・4%減の1756台。普通貨物車が同4・5%減の126台、小型貨物車が同32・7%減の132台、貨物車の合計が同21・3%減の258台。バスは同33・3%増の4台、特種・特殊車が同13・3%減の124台。一方、軽自動車は乗用車が同6・0%減の1275台、貨物車が同18・4%減の332台。

1~11月の累計台数の内訳は登録車が前年同期比5・4%減の2万9406台、軽自動車が同4・0%減の4万9341台。

福井県

福井県の11月の新車総市場は、前年同月比19・3%減の2859台で、10月同様に前年比を大きく下回った。このうち登録車は同20・3%減の1666台でマイナス伸長、軽自動車は同17・7%減の1193台で、登録車・軽ともに減少した。10月の消費税増税による消費の落ち込みが続くなど影響が見られた。

登録車の内訳は、普通乗用車が同28・1%減の687台、小型乗用車が同19・6%減の669台、普通貨物車が同9・3%減の78台、小型貨物車が同4・3%増の122台。バスが同5台増の5台、特種車が同8・9%増の61台、特殊車が前年と変わらず44台だった。

軽自動車の内訳は、乗用車が14・3%減の882台、貨物車が同26・1%減の311台だった。

日刊自動車新聞12月20日掲載

カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

日刊自動車新聞社まとめ

開催地 中部地区
対象者 自動車業界