2019年12月24日
女性客向けに美容家電揃え カローラ南岩手 奥州店に「Be Lounge」開設
カウンター席ではドライヤーなど美容家電が使える
トヨタカローラ南岩手(高橋康雄社長)は、岩手県奥州市水沢区の「奥州店」にパナソニックの美容家電とヘルスケア家電をそろえた「ビー・ラウンジ」を国内ディーラーで初めてオープンした。
女性ユーザーが、専用ルームで自由に美容家電とヘルスケア家電を使うことができるもので、セルフエステを楽しむ空間を提供する。オープンから約1カ月が経過し、来店した女性ユーザーから好評を得ている。女性ユーザーに、点検などの待ち時間に特別な空間を提供することで、CS(顧客満足)のさらなる向上に結びつける。
国内ディーラー初となるビー・ラウンジの新設は、車検や点検などで来店する女性ユーザーに向けて美容家電を自由に使うことができる空間を提供するとともに、女性同士のコミュニティーが広がる店舗づくりを目指して開設した。店舗2階のビー・ラウンジ専用室は、カウンター席とソファー席を用意した。高級感のある空間で、ドライヤーやナノケア、マッサージ機器など11種類の美容家電とヘルスケア家電でセルフエステを使うことができる。
マッサージチェアやソファー席も備える
また、ベビールームやドレッシングルームを備えたほか、ビー・ラウンジの窓から1階のショールームを見ることが可能で、キッズコーナーで遊ぶ子どもの様子などを確認することもできる。
これまで利用した20歳代から60歳代の女性ユーザーからは「ディーラーに居る感覚がなく、落ち着いて過ごせた」、「点検の待ち時間が短く感じた」、「気になっていた美容機器を使うことができた」などの声が寄せられている。
高橋社長は「女性が安らぐ空間を提供することを考えた」と開設の経緯を話す。また、ビー・ラウンジでは「家電商品の販売は行なわず、利益を出すことはない」との意向で、女性が店舗の滞在時間中に楽しむことを最優先している。
同社ではビー・ラウンジを通じて、女性同士が新たなコミュニティーをつくることなどを想定している。リピーターが増えることも見込み、コミュニティーの発展を支援する店舗として運営していく考えだ。
マッサージソファーやソファー席も備える
日刊自動車新聞12月20日掲載
カテゴリー | 白書・意見書・刊行物 |
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主催者 | トヨタカローラ南岩手㈱ |
開催地 | 岩手県奥州市水沢区 奥州店 |
対象者 | 自動車業界 |