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2019年12月20日

静岡県、自動運転公道で実証実験開始 過疎地域へ導入目指し

静岡県は、松崎町の公道で車の自動運転の実証実験を開始した=写真。

2人乗りの小型EV(電気自動車)を使用し、道路の狭あい部での自動運転技術の検証と過疎地域での移動サービスの導入の検討などを行う。

同県は昨年5月に車の自動運転社会の実現に向けて「しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト」を立ち上げ、今年1月にレベル3の自動運転実証実験を袋井市で実施。今年度は袋井市に加え、11月末から来年1月末にかけて、松崎町と下田市、沼津市の県内4地区でレベル3の自動運転の公道実証実験を行う計画だ。

第1弾の松崎町での実証実験は11月25日~12月5日の10日間行った。実験に先立ち、地域住民を対象に約100人のモニターを選出。実験はタジマEV(田嶋伸博会長兼社長、東京都板橋区)の2人乗り小型EV「タジマ・ジャイアン」を使用し、岩科学校と八木山バス停の区間の約2・7㌔㍍を1日6往復を運行した。

実験終了後、利用者に対してアンケートを行い、過疎地域での生活環境の改善につながる自動走行による移動サービスの実現の可能性を検証する。

日刊自動車新聞12月17日掲載

開催日 2019年11月25日
開催終了日 2019年12月5日
カテゴリー 展示会・講演会
主催者

静岡県

開催地 松崎町(静岡県)
対象者 一般,自動車業界
リンクサイト

しずおか自動運転ShowCASEプロジェクトホームページ

http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-570/20190822.html