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自動車産業インフォメーション

2019年11月30日

自動車公取協、中古二輪車の表示ルール変更 おとり広告防止へ一手

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自動車公正取引協議会(神子柴寿昭会長)は、中古バイクの広告に車体番号の下3桁以上の表示を義務付ける改正ルールを2020年1月1日から施行すると発表した。

中古バイクのおとり広告を未然に防ぐことが狙い。二輪車の新車ランキングの表示についても一部ルールを緩和する。

二輪車の公正競争規約と同規則を改正するもの。6月の総会で承認を得て、消費者庁と公正取引委員会への認定、承認手続きを進めていた。中古バイクの広告に車体番号の表示を義務付けることで、実際には存在しない商品を掲載し、集客を図る行為を防止する。四輪中古車はすでに車体番号下3桁の表示を義務付けている。

また二輪の新車ランキング表示はこれまで、同じ順位のものがある場合は、広告などに順位を記載出来なかった。このため、条件が同一のOEM車があると、燃費ランキングなどを広告に掲載できないケースがあった。ルール改正後は同条件のバイクがほかにもあると明瞭に表記することで順位の表示が可能になる。

日刊自動車新聞11月27日掲載

開催日 2019年11月21日
カテゴリー 白書・意見書・刊行物
主催者

自動車公正取引協議会

対象者 中高生,大学・専門学校,一般,自動車業界
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ニュースリリース

http://www.aftc.or.jp/content/files/mc/download/mci/191121MCI.pdf